泥濘と薔薇

北東北、海辺のベランダで育つバラの記録です。

バラの香りのはなし。その3

飽きないうちにやっちまいましょう、その3。

6/19金曜日、23℃/17℃。朝は曇っていて、今にも降り出しそう、と思っていたらバケツをひっくり返したみたいなのが降ってきた。

ばらちゃん軒下に入れてない……大丈夫かな……😢😢😢

 

 

前回、前々回のつづきです。

rancraw.hatenablog.com

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前回最後に記録したバラはERの女王、ジュビリーセレブレーションだったんだけれど、

 

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今日も素晴らしく芸術的に美しかったです💕

 

 

はい、では

 

13.シャトードゥシュベルニー(デルバール・8号鉢1.5年目)

 

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*香質:フルーツ・パウダー

*強さ★★★★☆

*安定性:★★★★★

売店さんによっては中香表記もあるこのバラ、我が家では間違いなく強香種。フラゴナールよりもこちらのほうが今のところ香ります。香質でパウダー系が出るのがフラゴナールとよく似ていて、おしゃれなフランスの香水に使われる果物のエッセンスと、パリジェンヌのお化粧品の香りがする。

中輪種ながらどの花も夕方まで(弱くはなるけど)絶対に香るので、シュベルニーの香る範囲にダフネ(微香)があるのは、おぎない合う感じでなんとなく、いい。

 

 

ここからはまだ秋花を見たことがない、でも冬越しは我が家だったバラ。

14.ブルーパフューム(タンタウ・8号鉢1.2年目)

 

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*香質:ダマスク

*強さ:★★★★★

*安定性:★★★★★(とても花もちがいいのにわりと最後まで香る)

売店でブルー香だと表記があるが、そうすると私はブルー香とダマスク香の区別がつかないことになる。ほんとか?ダマスク香じゃないのか?絶対ダマスクだと思う!

まあ、そんなことどうでもよくなるくらい、すごく強く深みのある香りのバラ。開きかけの朝方は特にすごいが、夕方帰宅してからもムンムン香る。家人の部屋に1輪だけ置いて、芳香剤代わりにしていた。

ブルー香……だってブルー香のはずのニューウェーブはもっと爽やか系だったもん……。

 

 

15.ソニアリキエル(ギヨー・7号鉢1.2年目)

 

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*香質:上質なフルーツ

*強さ:★★★☆☆

*安定性:★★☆☆☆

けっこう辛めの評価になってしまっているけど、ソニアは去年の冬に中苗として迎えて、初めての春とは思えないほどたくさん咲いてくれて、しかも花形美しく、そして私はいつも肥料控えめなので、香りまで求めてはいけないのです。

と思っていたけれどとてもとても質のいいフルーツ香だ。桃やベリー系のスムージーみたいな香りがする。たくさん咲くと、そばに寄るだけでいい匂いがして幸せになる。香りの立つ開花ステージを逃しているだけの気がするなあ……本当にいい匂いです。

 

 

16.ジュードジオブスキュア(ER・7号鉢1.2年目)

 

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*香質:フルーツ

*強さ:★★★★★

*安定性:★★☆☆☆

憧れの、ERきっての強香種!めちゃくちゃ期待した1番最初の開花、全く香らず本当に驚いた。隣のエヴリンの匂いをずっとかいでいたから鼻がおかしくなったのかと時間をおいてもダメだった。3番目くらいで香りを感じるようになり、4番目のつぼみが開くころにはもう辺りに柑橘のいい匂いが漂うようになった。良かった……。

エヴリンと、トップのピンクグレープフルーツみたいな甘めの柑橘がよく似ている。ジュードはそれからベルガモットビターオレンジ、スイートオレンジ、タンジェリン、マンダリンオレンジとどんどん柑橘のフレーバーが続くように感じる。最高です。買って良かった……。

 

 

17.エヴリン(ER・7号鉢1.2年目)

 

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*香質:フルーツ

*強さ:★★★★☆

*安定性:★★★☆☆

ジュードと同じく憧れのER強香種!質のいい香りだとの評判どおり、素晴らしいフルーツ香がする。1番初めはたぶんラストノートがとくべつに香って、蜂蜜の匂いがした。それだけでもすごいのに、トップには甘酸っぱいピンクグレープフルーツやベリーのような香り、続いてジューシーな桃そのものの香り、そして蜂蜜の甘い甘い香りで終わる。こんなにいい匂いの花があるのか??あるんですよ。

 

 

18.クリスティアーナ(コルデス・6号鉢1年目)

 

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*香質:フルーツ

*強さ:★★☆☆☆

*安定性:★☆☆☆☆

暖かな九州の販売店からまだ寒いころにこの地へ来て、1番初めのつぼみは長雨にやられ、散々だったクリスティアーナ。でもそのつぼみが思えばよく香った。澄んだレモンの香りだ。ジュビリーはそこへティー系がまじるけど、クリスティアーナは最後まですっきりと凛々しくレモンを貫く。その後も開きかけの花で香りを楽しめた。

株が環境に慣れて充実したとき、どんな香りになってくれるのかな?楽しみ!

 

 

19.ヴィウーローズ(デルバール・6号鉢1年目)

 

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*香質:フルーツの強香(販売店のブログ表記より)

*強さ:☆☆☆☆☆

*安定性:☆☆☆☆☆

我が家期待のホープ(期待のホープって言い方はあるのか?)。

リンゴの香りがぷんぷんする、ととあるブログで拝見した。今はまだ香らないけれど、まあだって2020年春発売品種ですものね。これから!

 

 

20.パウルクレー(アップルローゼス・6号鉢1年目)

 

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*香質:フルーツ香(公式より)

*強さ:☆☆☆☆☆

*安定性:☆☆☆☆☆

まだまだ新苗さんなのを1輪だけ咲かせたらきれいなオレンジでいい感じのパウルクレー。

こちらもまだ香らないけれど、爽やかな強香種だというのでとてもとても楽しみだ(*´◡`*)

 

 

 

 

以上、我が家のバラの香りについて。

もしシャリファが開花したらまた追記するかもしれないし、まとめて別の記事にするかもしれない。とにかく、この春(あるいは去年からの比較)の記録を残しておきたかったので大体満足である。

ニューウェーブとヨハンシュトラウス、2品種はわずかな期間しかうちになかったのでレビューはしていない。でもニューウェーブはブルー系の強香、ヨハンも秋花は青リンゴの香りがした。

 

まだまだ1番花のつぼみのある我が家、梅雨に入って寒くなったから花季も長かろうと思う。楽しみましょう🌹✨

 

 

 

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