不調のエヴリン
昨日の晩はぞっとするような荒天だった。一つ残したつぼみが大きくなり始めた今年の大苗・コンフィチュールがずっと心配だったけど、朝ベランダを見たら無事のようだった。ほっ。
他のはまだ見られていないから心配。
4月最後の出勤。通勤路の楽しみの八重桜は、きっと散り始めだ。
荒天の翌朝はいつも大好きな空模様で、地図で見るエーゲ海の多島みたいな雲が群れて点在している。それが山に壮大な影を落とし、強風に流されてどうやら東の方へ流れていくよう。春の風は気まぐれだ。
さて、今日の議題はこれ。真冬からずっと私の心中をお騒がせしているエヴリン。
クロロシス!!!!!
冬は枝がシワシワになって枯れ、初春に残った枝から弱々しいけれどサイドシュートが出てきて安心していたら、1番健康だった枝から出た新芽がクロロシス。絶対に根かなんかがいかんのよね。でも絶対元気になる。私には分かる。エヴリンを愛してるから。
クロロシスて何?というのをもう一度ちゃんと調べた。
-植物の葉中のクロロフィル濃度が不足している状態である。この状態の葉は黄色から白色となっている。光合成とそれによる糖の合成を行う能力が失われている-wikipediaより
-植物では光合成に必要な葉緑素であるクロロフィルの合成に鉄が必要であるため、鉄欠乏になるとクロロフィルが減少し葉脈の間が黄色になり、ひどい場合は白くなって枯れてしまう。これをクロロシス症状と呼ぶが、ちなみに人の貧血改善に鉄投与が効果的であることは古くから知られており、クロロシス(白化)とは鉄欠乏性貧血を指す錬金術師の言葉だった。-東京農業大学HPより
原因としては、
▪︎鉄やマンガンなど肥料のほかに含まれる土の微量要素が不足している
▪︎それを吸収する根に異常がある
▪︎土壌のphが偏っている
▪︎わからんけどなる
ということらしい。
確かに、冬から調子が悪かったから肥料は元肥ぶんしか入れておらず、微量要素が足りなかった、といえなくもない。土壌のphは、全く同じ土を使っているジュードジオブスキュアは元気だし……。
ということで微量要素の多く含まれた苦土石灰とミネラルを撒いてみた。アルカリに傾かないようにピートモスをマルチングするつもりだったのだけど、風が強くて昨日は断念した。今日はそれをやって、根を確認し、必要がありそうなら鉢サイズをダウンし、リキダスを灌水しようと思う。
きれいなエヴリン。
初代ニューウェーブとラマリエを癌種で廃棄したとき、自分でも引くほど泣いたしものすごい落ち込んで、新しいバラをたくさん買うことでしか立ち直れなかった。エヴリンがもしそうならまた新しいバラを買ってしまいそうだし(ユーステイシアヴァイが欲しい)、でも買い直したニューウェーブみたいに、やっぱりエヴリンじゃなきゃいやだとなってネットに張り付くことになりそうだ(カタログ落ち、憎し)。家人は依存先を増やそうねと言うけど、増やしてもコレ。
バラが好きやねんもん。しゃあないよね。