泥濘と薔薇

北東北、海辺のベランダで育つバラの記録です。

ベランダの様子・晴れた5月最後の週末

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青空と海を背景にオレンジ色が映える。我が家ではこれはレディエマハミルトンの特権だったのだが、今年からはパウルクレーも仲間入り。去年の新苗だったパウルクレーは、手頃な大きさに育ち、元気な蕾をたくさん上げてくれている。花の大きさが思ったより小さいな、と去年は思ったものだが、一番花は花径約8cm。やったぜ大好きな大きさです!

 

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カップ咲きからロゼット咲きへ。

 

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あまり伸びないのでベランダにちょうどいい。

アカデミアとフラゴナールはね、一番花が咲いていないこの時点でまず160cmあるからね。

 

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初開花の花をほどいたらすごく良い香りだったので、カップに入れてくんくんしていた。外で咲いていた時はフレッシュなグレープフルーツの香りだったのが、時間が経ってぶどうみたいな匂いになった。最高……強香レベル3って感じ(販売店さんで強香表記になっているバラの、超個人的な細分化。レベル5まである。後述するシャリファアスマがレベル5、キルケが1)。

 

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パウルクレー、大苗サイズになって、さらにとっても頼もしくなったばらちゃんです🌹

 

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デスデモーナは毎日新しい花が咲く。少しずつカットしてリビングに置いている。今はパウルクレーもキルケも咲いているので一緒に活けられて良い。去年のこの頃はデスデモーナしか咲いていなかったから。

 

 

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愛すべきこのニューウェーブは、天津乙女、マダムヴィオレや茶々をはじめ、いくつもの銘花を作出された寺西菊雄さんのバラ。

一度病気で手放したものを買い直した。またうちで咲いてくれるのが本当に嬉しい。本当に!

 

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少しベージュやグレーがかる、うすむらさきの花。

ブルー香だというその香りが大好き。最初に澄んだ花の香り、だんだん甘く、最後はコショウみたいなスパイシーさが残る。ブルー香の代表種にも例えられるブルーパフュームも所持しているが、ブルーパフュームは私にはダマスクに感じるから奥が深い。

 

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房でたくさん咲いてくれる。1番の蕾は摘蕾したから大丈夫かなあ…夏場の開ききった姿も可愛いのだけど、初年度だし今年は咲かせないようにしよう。

 

 

そして、実は今日ソニアリキエルオデュッセイアを水切れさせてしまったのでした。

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ただでさえ花弁のやわらかいソニア、ふにゃふにゃになっちゃってほんとに申し訳なかった。2時間ほどでお辞儀したつぼみも元に戻ったけど、1週間くらいして落葉するかもしれない。

ソニアとオデュッセイアと、ジュビリーセレブレーションとジュードジオブスキュアは水切れしやすい。気をつけないとな🥲🥲

 

 

今のところベランダでは、パウルクレー、デスデモーナ、ニューウェーブソニアリキエルオデュッセイア、キルケ、コンフィチュールが開花してくれている。

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シャリファアスマがもうすぐかな?

手前のデスデモーナをカットしている間中いい匂いが漂っていて、「お隣のお洗濯物かな?」と思ったのだけど、こんな蕾のシャリファが香るのだった。

 

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去年は正直、パウダーみたいな石鹸みたいな、嫌味な感じはしないけど…という香りが少しあるだけだったので、評判通りの強い(レベル5!)のフルーツ香を感じることができて幸せです☺️

 

明日からも、思う存分バラを楽しみながらがんばりましょう🌹💕