泥濘と薔薇

北東北、海辺のベランダで育つバラの記録です。

こぼれ咲き

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あー、夢のようですね。なんでこんなにかわいいのでしょう……1985年、作出したマリー・ルイーズ・メイアンさんはたぶん初開花のとき快哉を叫んだんじゃないだろうか。

 

ピエール・ドゥ・ロンサール

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一昨年?あたりから家人の同僚さんのピエールさんをお世話させてもらっているんだけど、今年の春はまた特にすごかった。とにかく花数が多くて、豪華!そして病気が一切なくて(これは環境と育て方の影響が大きいと思う)、素晴らしいバラだなあと感心するばかりだ。

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かわいい……。

 

 

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うちのバラはというと、遅咲き品種のクロードモネが盛りで、

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大トリのフラゴナールが咲きはじめ、という感じ。甘い金平糖みたいな香りがします🌹🌹🌹

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シャトードゥシュベルニーはもう散り出したので、蕾を残してカット!いい匂い……。

 

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今年は綺麗な写真を撮るのがめちゃくちゃに難しかったジュビリーセレブレーションも、高いところが咲いてしまったので、もう終わりかけです。オベリスクに巻いたけど枝が暴れるので、来年は短く切って木立みたいにするか迷うなあ。

 

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こっちは晴れているのに内陸で警報が出るくらいの雨が降ったり、西の方で雷がすごかったり、一日のうち日本のどこかでは気候がおかしくなっている。まるで四季ではなくて、何か別のものになりたがってむずがっているみたいだ。それが熱帯のスコールなのか、マラカイボの灯台なのかはわからない。

 

 

危機感を、もちろん持つべきで、持ってはいるのだが、ぼんやりと摂理みたいなことを、考えたりもする。人類にとっての災厄が、あまねく悪ではありえないから。