泥濘と薔薇

北東北、海辺のベランダで育つバラの記録です。

青空がとてもよく似合うので

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 塀の向こうに飛び出しているレディエマハミルトンの2本のベーサルシュートを、ちょっとこれはもうどうしようもないなと思って毎日眺めている。遠目だけどたぶんつぼみがついている。ホウキ状になっていないから、レディエマは別にピンチしなくてもいい品種なのかもしれない(期待)。

レディエマは去年も今年もベーサルシュートの発生がとても良い。バラは3年目からだと読んだことがあるけれど、やっぱり去年より頼もしいです。

 

 

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 最近、香りに関する研究の報告や空間デザインに活用する事例を見ている。ホテルやカーショールーム、ジム、介護施設で有効に使用され、概ね好意的に受け入れられているみたい。現場の声を読むのはとても興味深い。

地元の企業で働いていたとき、現場ではアロマディフューザーが焚かれていた。柑橘系のフルーティないい香りで、その頃ストレスで息がめちゃくちゃに浅くなっていた私は、ディフューザーの近くに書類とノートPC持っていって仕事をしていた。息を知らないうちに止めていて、呼吸しようとすると自然と大きなため息のようになってしまうのが、香りの近くに行くと少しおさまった。同僚とほどよく距離を置けてため息を聞かれないのもいい。

レディエマはその時に焚かれていた、私の助けとなっていたアロマディフューザーの香りに似ている。来た人に、心から快適に過ごしてほしいという思いで調合された香りに。

 

 

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光を浴びるレディエマ。

この輝くオレンジの花容に、マンダリンのような甘い柑橘と、まだちょっと固い紫のブドウが混じった素晴らしい香りを備えている、奇跡みたいなバラです。

 

 

 

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今日、残り一つのつぼみを残して全てカットしたデスデモーナ(白)と、ふわふわに開いたシャトードゥシュベルニー(黄色)、1番花より少し花弁が減ったような、でも相変わらずきれいなオデュッセイア(赤)と一緒に水盆へ。幸せなバラの泉!

 

 

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去年は新苗のORから感染したうどん粉がちょっと出ていたけれど、今年は近くのシャリファアスマがわりとひどいのにレディエマは発症していない。今年は全然気温が上がらないので多少覚悟はしていたが、嬉しい誤算だ。夏、暑すぎるとエマは成長が止まるので、せめて葉っぱは健康であって欲しいからね。

コンパクトで、病気にも強く、シュートがよく出て安心して育てられ、いい香りのする花がたくさん咲く。これ以上ないくらい完璧なバラ。

 

 

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今年の春はたくさん咲いてくれて嬉しかった。

秋にも期待です!🌹✨

 

 

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