5月初旬のバラの様子〜北東北の場合
GWだぜ!朝から晩までベランダで過ごしてやる!!と私が浮かれている間に、街の田んぼに水が引かれた。GW中はずっと晴れて暖かく夏のようだったので、青空と山の緑と、重たそうな白い雲が田んぼに映って、それはそれは綺麗だった。
ベランダにいればバラも海も山も田んぼに描かれる自然の絵画も好きなだけ眺めることができる。子どもの頃みたいに毎日が輝いて見える。幸福な生活。
今朝のネモフィラの青は青空のあおです。20℃/5℃だったらしいけれど、あまりに寒くて手足が冷えきってしまった。うっかり薄着なんてしちゃだめだね。北国の春なんだもの。
今朝のベランダ。
家人が「もう洗濯物は君の部屋に干そうか」と悲しげな顔で提案してくれたので、折を見て室内干しのアレを買って、ベランダはバラ園にしたいと思う。えへへへへへ。
これはデルバール・クロードモネのつぼみ。だいぶ大きくなってきた!
モネとフラゴナール、ジュビリーセレブレーション、シャトードゥシュベルニーは一列に海側の棚に並べてあって、日の出から12時まで日が当たる。
といっても枝が伸びているところには、の話で、株元にまで光が届くのは太陽が高くなる10時以降だ。そのせいなのか、ちょっとつぼみの出が遅い……気がする。品種の違い?
こちらはイングリッシュローズ・エヴリンのつぼみ。去年の冬に届けてもらった時、こんなにきれいな葉っぱのついた枝が、おりこうにすらりと伸びる美形なバラだとはぜんぜん想像できなかった。
1番手前がエヴリン。
ここにはエヴリン、クリスティアーナ、シャリファアスマ、ジュードジオブスキュア、ソニアリキエル、アカデミアが並べてある。大物の洗濯物がなければ午前中いっぱい、株元を含めてしっかり日が当たっている。
この中でまだつぼみをあげていないのはシャリファだけだ(ずいぶん早くひとつだけ上がったけれども、あまりにもまだ寒かったので摘蕾した)。シャリファは初期成長が遅いと言われているクリスティアーナよりずーっと成長がゆっくりで心配。秋に伸びてくれるかな?
がんばれシャリファ。花が咲く前から愛してるよ。
ものすごいもさもさのロサオリエンティス・プシュケ!
相変わらず下側と上側だけ繁茂しているけど、めちゃくちゃ心配したオールブラインドは免れたようで、つぼみの在り処を知らせる赤い新芽がぽつぽつ出てきている。ゆっくりだけどね。
ここにはブルーパフューム、ヴィウーローズ、プシュケ、オデュッセイア、デスデモーナ、フリュイが並ぶ。
デスデモーナだけは多少移動に融通がきくので日当たりはいいのだけど、あとは日の出からたぶん10時頃までしか光が届かない。それでもここのバラがつぼみをつけるのは早かった(プシュケ以外!)。やっぱり品種の違いかな……。
イングリッシュローズ・レディエマハミルトン。
遅咲きの品種だというし、日当たりを考えて、時間ごとに動かせるようなところに置いているレディエマ。ちょっと贔屓をしてる。だってファーストローズだし!
そうしたらうっかり大好きなクロードモネより早くつぼみがついてびっくりした。エマ、遅咲きだよね?
最後にキルケのつぼみを。
ここの並びは奥からダフネ、ラパリジェンヌ、クレマチス・水面の妖精、キルケ。
ダフネは芽吹きが1番遅かったのに伸びるのもつぼみをつけるのも早かった。これが「樹勢:強い」の本気か……と感心している。
ダフネ、すごい横張りなんだよね。どうしよう。
この並びでつぼみが見当たらないのはラパリジェンヌだけになった。正直、ここは日当たりが1番良くないから仕方がないとは思う。もうちょっと伸びたらもっと光が届くんだけどね。
ラパリジェンヌは去年から不調なので、ちょっと心配している。
大好きな香りのバラ・アカデミアもシュートを発生させてくれて、すっかりやる気です。嬉しくて仕方がない!
明日からは20℃以上が続くようだから、開花宣言ができるのはあと2週間くらいかなー、と皮算用をしてる。
今宵は十六夜、田毎の月の美しきかな。うふふ。