泥濘と薔薇

北東北、海辺のベランダで育つバラの記録です。

エヴリン

雨の週末、バラを諦めたこと

20℃/13℃の肌寒い雨の週末。 家人や家人の妹さんは「暑い」と言っていて、真夏には体感40℃くらいになる名古屋育ちの私にはたぶん一生理解できない感覚だなと思った。幼い頃から身体がそういう気候で生きていくよう順応してきたのを、今更メンテし直せるとも思…

不調のエヴリン

昨日の晩はぞっとするような荒天だった。一つ残したつぼみが大きくなり始めた今年の大苗・コンフィチュールがずっと心配だったけど、朝ベランダを見たら無事のようだった。ほっ。 他のはまだ見られていないから心配。 4月最後の出勤。通勤路の楽しみの八重桜…

ベランダにだってアーチ(?)が欲しい、の話。その2

2015年発表のER、デスデモーナ。その花姿と香りを何より愛しているけれど、コンパクトなのでアーチには向かない。 この間に続いて、「アーチに咲かせたいバラ」についての話をします。これはいつか持家になって2億坪の土地が手に入ったときに役立つかもしれ…

エヴリンと香りの話。

(エヴリン。桃と花とハチミツの贅沢な香り) 桃の香りを感じた時に思い出すのは、小さい頃の夏休み、毎年1ヶ月弱滞在していた祖父母の家のこと。お盆になるとまんまさん(仏様)にお供えする果物の盛り合わせがあって、一度上げたあとの桃は双子の従兄弟たちと…

6月6日 宴の始まり

今朝のデスデモーナとオデュッセイア。朝はよく晴れて、差し込む日差しに照らされて天国みたいに綺麗だった。 24℃/14℃と、昨日より3℃ほど低い気温の予報の今日、ベランダの向かって左側のバラはほとんど咲いてくれました。 デスデモーナ オデュッセイア プシ…

祭りの前夜

すっかりすなおに開くようになったクリスティアーナ。純白の中にひっそりと薄紅をかくしているのがかわいらしい。 つるバラだけれど、ドイツではあまり伸びないブッシュだそうで、ここ東北だと背丈はHTのブルーパフュームと同じくらい、1番長い枝でも今のと…

5月初旬のバラの様子〜北東北の場合

GWだぜ!朝から晩までベランダで過ごしてやる!!と私が浮かれている間に、街の田んぼに水が引かれた。GW中はずっと晴れて暖かく夏のようだったので、青空と山の緑と、重たそうな白い雲が田んぼに映って、それはそれは綺麗だった。 ベランダにいればバラも海…

今日は葉っぱの話だけ

ここ2週間ほどでバラの新芽がばりばり伸びてきている。 出勤前に朝日の中でバラを見るのが1日の活力源だ。むかしむかし、地元で命を削りながら働いていたとき、ユンケルの高いやつとレッドブルを1日に何本も飲んでいたが、それに比べたらなんて健康的で(お…

イングリッシュローズのこと

好きなバラのナーセリーさんの代表の方が、 「まず朝に30分、ただじっと花を見る。気温が低いのでバラがとても綺麗に見える。邪念が消えて、なにも考えずに美しいものに引き込まれていく。それが終わったら、葉っぱに病気が出てないかとか、客観的に観察をす…